介護の悩みをもつ人が自然に集まり想いがつながる（つむぐ）場所｜つむぐカフェ｜佐賀県佐賀市

世間で介護職は「きつい」「大変そう」というイメージが強く、それゆえに離職率の高さや、なり手不足が大きな課題となっている。そのような介護業界のネガティブなイメージを払拭し、誰もが介護に魅力を感じ、働いてみたいと思える環境にしたいと今、現場で働く若者たちが立ち上がっているのをご存じだろうか。今回は、介護の悩みを話したい、聞きたい方がつながれる（つむぐ）場所、つむぐカフェを運営する石田さんと川畑さんに1回目の成果と、2回目の企画、今後の展望について伺った。

（左） 石田さん

柔軟な発想と行動力で介護のイメージを明るいものに

– 今年（2024年）1月14日に1回目を開催されたそうですね。

石田さん：はい。まずはつむぐカフェのことを知ってもらおうという企画で、私たちの近しい方々を中心にお呼びしました。佐賀県佐賀市のレンタルスペースをお借りして、コーヒーとお菓子をいただきながら、思いおもいにおしゃべりができる場としました。想像以上に盛り上がりまして、参加者から「次はあれをしてはどうか」とアイデアがあふれたほどで、有意義な時間になったのではと思います。

– 近々、2回目が開催されると伺いました。

石田さん：11月10日に佐賀県みやき町の市村清記念メディカルコミュニティセンターで２回目を開催する予定です。今回はピラティスインストラクターの方とコラボします。介護と腰痛は切っても切れない課題ということで日々、現場で体を酷使されている方に少しでもリフレッシュしていただけたらという企画です。まだ枠は空いていますので、興味のある方はぜひお声がけください。（10月28日取材時点）

（真ん中） 川畑さん

川畑さん：今は私たちの想いに賛同してくださる仲間を増やすための企画を進めているところです。そうして周りを巻き込みながらできることを増やしていき、将来的には介護されている方や地域のお年寄り、そして若者が自然に集まり、悩みや想いを共有できる、人と人がつながる（つむぐ）場所に発展できたらと思います。

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